
理事長挨拶
令和6年度も福壽会は理念・経営方針に沿った事業展開を行います。
今年度は介護報酬改定があり、その基本的視点として「地域包括ケアシステムの深化・推進」「自立支援・重度化防止に向けた対応」「良質な介護サービスの効率的な提供に向けた働きやすい職場づくり」「制度の安定性・持続可能性の確保」として挙げられており、当法人としてもこの基本姿勢にのっとった運営を行っていきます。またウィズコロナとなった現状のなか「安全・安心な施設運営」「社会福祉法人の資産を守り、事業を存続させる対応力」を持つために、非常時の行動計画策定と、平常時からの備えを目的したBCP(Business Continuity Plan;事業継続計画)に沿った運営を行っていきます。
社会福祉法人は自立した組織として、事業運営の透明性向上や財務規律の強化を目的に「組織的な経営」が求められ、当法人でも事業運営の透明性向上や財務規律の強化を行い、業務の適切性を確保する内部管理体制の構築も継続して整備して行きます。
そのため引き続き施設長・管理者の役職者がマネジメントのできる体制をつくり、実情に合った業務の標準化を進め、マニュアル作成や見直しなどの仕組みづくりを引き続き行い、管理職者の意識改革に取り組みます。このことで職員全体が法人の理念・方針を理解し、組織的な経営を確立することができ、安定した法人運営ができるものと考えています。また、地域の社会福祉法人として地域に愛され、選ばれる法人となるために、ウィズコロナのなか地域の皆様と一緒に楽しむ事業や地域の福祉増進を図る事業を模索していきます。

松下和徳(医師・医学博士)
基 本 理 念

- 人にやさしい奉仕の心
- 地域社会への貢献
- 活力ある経営
運 営 方 針
- 利用者の権利擁護と自立支援
- サービスの質の向上と人材の育成
- 安全・安心な施設運営
- 地域との共生
- 法令遵守
- 資産の有効活用と透明な事業経営
- 現場主義・経営改革による活力ある経営

法人 沿革

1978年 11月20日 法人設立
1979年 5月1日 特別養護老人ホーム福壽園(107床)開設
1993年 3月1日 福壽園デイサービスセンター 開設
1994年 1月4日 福壽園ホームヘルプサービス 開設
2000年 4月1日 福壽園ケアマネジメントセンター 開設
2002年 5月1日 特別養護老人ホーム福壽園 移転
2003年 3月1日 グループホームさくら(18床) 開設
2009年 4月1日 佐賀市諸富・蓮池地域センター 受託
2015年 4月1日 やよい訪問看護ステーション 開設